国内では全国の至るところで、スーパーマーケットが点在しています。食料品から洋服、さらには日用雑貨なども買い求められるので、非常に生活の役に立つ施設です。どなたでも一度は足を運ばれたことがあるでしょう。食料品なら好きなものを手に取って自由に買える環境です。

なお、商店街などでは精肉・鮮魚や豆腐などは、専門店でそれぞれ買わないといけません。この際、必ず商品は業務用のガラス容器に入っているのが大半です。来店客は自由に手に取って買うことが出来ず、店員に声をかけて出してもらうのがルールになります。そこでここでは、この業務用ガラス容器の歴史を見ていくことにしましょう。

日本では1970年代前半から使用をされており、最初は東京の商店街で導入をされました。もともとは業務用ガラス容器は、フランスとイギリスのバザールという場所で用いられていたものです。通称はショーケースと呼ばれており、文字通り売り物を道行く方にアピールをしていました。当時は単なるガラス容器でしたが、その後は蛍光灯が備えられ、1980年代になると冷蔵機能も備わりました。

いまでは世界各国共通の食品売り場設備となり、新興国や途上国でも目にすることが可能です。日本では小売店のみでしか目にできませんが、ケーキショップに弁当店といったテイクアウト専門の飲食店では必ず目にできます。昨今では保温効果を持ち合わせたものもあり、より様々な食料品を保管できます。